金閣寺

　秋をすっ飛ばして冬が来たような冷え込みですが、皆さんいかがお過ごしですか？せっかく秋物の服を買い込んだのに、ほとんど着れなくなってしまって残念です。冬物のアウターを買わなきゃと思うのですが、いかんせん高いですよね.....
　それにしても、こう凍えるように寒いと、暖かい部屋から一歩も外へ出たくなくなりますね(笑)寒さを言い訳に家にこもって本を読めるので、僕の休日の過ごし方はだいたい読書一択です。
　最近、三島由紀夫の『金閣寺』を読みました。中学生の頃に一度読んだことがあるのですが、当時は意味が良く分からず、何とか読み通してからすぐに忘れてしまいました。ところが、二十を超えてから読んでみると、これが意外に面白く、三島の硬質な文章や難解なメタファーもそれなりに楽しんで読むことができました。中学生のあの時に比べて、少しは人間的に成長できたのかなと思います。
　『金閣寺』の主人公は、何をするにつけても頭から金閣寺の姿が離れず、悶々とした生活を送りますが、皆さんにとって悩ましい”金閣寺”はやはり勉強の事ではないでしょうか。寒い季節は体が怠くなって、なかなか家で集中して勉強できないかもしれません。そんな時はノーバスの自習室を積極的に活用してみてくださいね。集中して取り組める環境を用意して、お待ちしています。