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2007-03-19 塾長日記 4
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3月11日の日曜日、ホワイト・デイのお菓子を買うためデパートに行く道すがら、ある面白いものを発見しました。歩道に沿ったコンクリートの壁に、「張り紙禁止」という張り紙が、これでもかという位たくさん貼ってあったのです。まさにパラドックス(逆説)!思わず笑ってしまいました。パラドックスとは、「一見成り立つように思えることが、それ自体に矛盾したことを含んでいて、論理的にはなりたたないこと」です。まあ平たく言うと、一度「そうだな」と納得した後、「おい!それちょっとおかしくないかい!」とツッコミを入れたくなるようなことです。「健康のためなら死んでもいい」みたいな。
パラドックスって面白いですよね。そこから何か人生を学ぶことができますよね。語り継がれている有名なパラドックスは多数あるのですが、その中で私のお気に入りの「抜き打ちテストのパラドックス」を紹介しましょう。
先生が生徒たちにこう言いました。「来週の月曜から金曜のいずれかの日に抜き打ちテスト行う」これを聞いた生徒たちはこう推論しました。まず、金曜に抜き打ちテストがあると仮定する。そうすると月曜から木曜まではテストはないことになる。ということは、木曜にテストがなかった時点で金曜だとわかってしまうので、これでは抜き打ちにならない。よって金曜に抜き打ちテストはない。次に、木曜にあると仮定する。そうすると月曜から水曜まではテストはない。水曜にテストがなかった時点で木曜か金曜ということになるが、金曜日にはないことがわかっているので木曜ということになる。これでは抜き打ちにならない。よって木曜に抜き打ちテストはない。同様に考えていくと、水曜・火曜・月曜いずれも抜き打ちテストはできないことになる。したがって、先生は抜き打ちテストをすることができない。
生徒たちの予想通り、木曜まで順調にテストはありませんでした。ところが金曜に「では、今から抜き打ちテストを行う」と先生が言ったのです。すかさず生徒たちは反論しました。「昨日までテストがなかった時点で、今日あると予測できるので抜き打ちテストにはなりません!」すると先生はこういったのです。「君たちは今日抜き打ちテストが行われないと思っていた。ならば抜き打ちテストは立派に成立しているではないか!」
いやあ、目が点になりますよね。ちょっと間をおいてから「おい!」とツッコミを入れたくなるシチュエーションですよね。こういったパラドックスを使ったクイズってけっこうありますよね。私が覚えているのは、こんなクイズです。ある旅人がライオンに遭遇しました。さあ絶体絶命と思ったのですが、ライオンが旅人にこういったのです。「俺が考えていることを当てたら逃がしてやる。はずしたらおまえを食べる。答えを言うのは1回だけだ」旅人は見事言い当て(?)、逃げることができました。さて、旅人はなんと言ったでしょうか?わかりますか?じっくり考えたい人はこの後を読まずに考えてください。
ヒントは、答えが間違っていたとしてもライオンは旅人を食べることができないということです。どう考えたって、間違える可能性のほうが高いですよね。それにもしかしたらライオンがうそをつくかもしれませんよね。当たっているのに間違いだと。でもこう言えば大丈夫なのです。「あなたは私を食べようと考えている・・」さあ、どうでしょう。間違っていたとしたら、食べようと考えていないということになるので食べませんよね。当たっていたら、約束通り逃がしてもらえます。正解でも不正解でも結果は同じ。おもしろいですね。みなさんも暇なときに身近にあるパラドックスを探して見ましょう!
今、窓の外を見ているのですが、遠くにモクモクとすごい煙を出している工場が見えます。一体あの工場では何を作っているのだろう?う〜ん。しばし考える。ひらめきました。答えはこれで決まりです。
「空気清浄機・・・」
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カテゴリ:塾長日記 |
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